Case症例

2歳トイプードル:パテラ

来院動機

背骨の歪みの検査を以前受けた時に背骨の歪みが見つかり、パテラも以前から気になっていたた。歩いている時の負担を減らしてあげたいと考えたいたところ、同じプードルを飼っている知人からの紹介があり、アクセスも駅から近かったため来院。

実際の問診票より

今日はワンちゃんどうされましたか?

以前背骨の歪みの検査を受けた時に歪みがひどく出ていたのと、パテラが気になっていた。

症状はいつごろから起こりましたか?

分からない。検査の時にパテラという症状を初めて知った。

どのようなときに症状の感じますか?

普段は痛がる素振りは見せないが、たまに抱っこをしようとするとキャンッ!と鳴くことはある

プロセスと結果

初回施術

グレードははっきり分からないが、恐らくグレード3のパテラを左後肢に確認。 胸椎の9番に1ヵ所強い歪みを確認し、矯正後パテラのアプローチをしようとすると股関節を触ると急に痛がった。パテラをかばう為にワンちゃんが「触らないで!」と警戒していると判断。優しくアプローチを行っていき、施術後は触っても痛がらなくなり、とても落ち着いて受けてくれた。

2回目施術(初回施術より15日後)

施術をしようとすると異常なハイテンションで大暴れしていた(笑) 大暴れと言っても嫌がっているようではなくて、むしろ喜んでいるように見えた。飼い主の方が手で押さえるとようやく落ち着きを取り戻してくれて、施術スタート。 触診では胸椎9番にまだ硬さは残っていたが痛がる様子はなく、股関節も始めは触ると痛がっていたが、筋肉を調整などをすると施術が終わる頃には平気そうになり、とても筋肉が柔らかくなった。

3回目施術(2回目施術より30日後)

今回も施術前に謎のハイテンションからスタート。5分ほど暴れまくった後に飼い主さんに止められて落ち着きを取り戻した。 前回まであった胸椎9番の硬さはほぼ無くなり、良好な状態に。 股関節周りは後肢の筋肉と大腰筋に硬さがあるのでアプローチをした。すると大腰筋を触ると痛がるので、ここにも原因があるかもしれないと思い、深めに調整を行った。

4回目施術(3回目施術より1か月後)

今回は施術前の異常なハイテンションはなく、終始とても落ち着いて施術を受けてくれた。 身体の調子もとても良好で、後肢に若干のハリがある程度だったので、全身の細かい緊張や歪みを調整して終了。

現在(初回施術より5か月後)

施術前の異常なハイテンションは今もあるが、これはワンちゃんが私のことを受け入れてくれているのかな?と思った。 パテラも症状が進むこともなく、歩くことも問題がない様だった。

担当者コメント

毎回施術前の異常なハイテンションは見ている周りのみんなも笑顔にしてくれました! 症状も今のところは落ち着いてくれていますが、普段の生活、例えばソファから飛び降りてしまうとか、ジャンプをする癖があると知らず知らずのうちにパテラになってしまうことがあるので、なるべくジャンプをさせないようにしたり、フローリングの場合はカーペットを引いたり肉球の間の毛をこまめに切ったりして滑らないように気を付けてあげてください。

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