Dog犬図鑑

フレンチ・ブルドッグ

どんな犬?

大きな耳に潰れた鼻、がっしりとした身体つきと短い尻尾が特徴です。とても人懐っこくて甘えん坊で、表情が豊かです。その独特で愛嬌たっぷりなビジュアルで、熱狂的なファンが多い犬種です。フレンチ・ブルドッグのキャラクターやグッズも多数あります。とても人懐っこくて甘えん坊で、表情豊かです。

原産国

フランス

サイズ

JKCの基準では、体高は牡27~35cm、牝24~32cmと定められていて、そこから上下1cmの逸脱は許容されています。

体重

JKCの基準では、体重は牡9~14kg、牝8~13kgと定められています。

値段

15~50万円前後が多いです。サイズや毛色、顔つき、月齢、血統などによって値段は変わります。人気のカラーであったり、チャンピオン犬の血筋だったりすると70~80万円を超える金額の子もいます。

毛色

JKCに定められているのは以下の4タイプです。ブリンドル(虎柄の様なダークな縞模様が特徴)、フォーン(明るいフォーンから暗いフォーン、全て単色)、パイド(ホワイトの斑があるブリンドル)、フォーン・アンド・ホワイト(ホワイトの斑があるフォーン)
フォーンとは…パグやチワワに多く、金色がかっている単色の毛色のことです。英語でフォーンとは子鹿という意味で、子鹿のような黄色の毛色が名前の由来となっています。明るいフォーンからダークなフォーンまで、犬種によって様々な色味があります。一色のみの場合と、薄い色または薄い黒が混ざっている場合もあります。成長とともに、毛色が変化することも多いです。

特徴

頭ががっしりとして大きく、潰れた鼻と大きく立った耳が最大の特徴です。身体は小柄ですが、手足は力強く胴体は太めで、骨格も筋肉もがっしりとしています。毛は短く、皮膚はとても柔軟性があり、場所によっては皮膚がぶよぶよとたるんでいるところもあります。

性格の特徴

フレンチ・ブルドッグは社交的で活発、とても賢くて物覚えが良い犬種です。とても愛情深くて、大人になっても甘えん坊で遊び好きです。一方で、独占欲が強く頑固なところも持っています。見た目は強面ですが、とても穏やかで温厚で、吠えにくい犬種でもあります。

なりやすい病気・症状

短頭種気道症候群

フレンチ・ブルドッグは「短頭種」という種類で、頭蓋骨に対して極端に鼻が短くなっています。短頭種はその特性によって、鼻の穴や通り道、喉が狭くなっていて、呼吸をする時に気道に圧力がかかりやすくなります。このような短頭種に多く発生する呼吸器の症状を総称して、「短頭種気道症候群」と呼んでいます。悪化すると呼吸困難や熱中症の原因となります。初期症状としては、いびきをかく、ゼーゼー、ガーガーといった呼吸音がする、呼吸が辛そう、咳や嘔吐などがあります。少しでもおかしいなと思ったら、早めに動物病院で診てもらいましょう。

皮膚病

フレンチ・ブルドッグの皮膚はとてもデリケートなので、さまざまな皮膚疾患が起きやすく、こまめにお手入れをする必要があります。 フレンチ・ブルドッグの特徴である顔のシワですが、シワの間に汚れが溜まってしまうのでケアが必要です。綿棒などで汚れを取って清潔に保つようにしてください。 また、フレンチ・ブルドッグの被毛は短いですが柔らかくて抜け毛が多いので、適度なブラッシングも必要です。 ノミやダニ、細菌の繁殖、アレルギー性など様々な原因で皮膚病を起こすことがあります。 被毛のケアをおろそかにしていると、皮膚に汚れがたまってしまい皮膚病にかかりやすくなります。皮膚病になると皮膚に炎症が起こりかゆみや脱毛などの症状が現れます。しきりに体を舐める、咬む、引っ掻く、家具や床に体や頭をこすりつけるなどの行動をしていたら皮膚病の可能性があるので早めに獣医師に診てもらうことをおすすめします。

飼っている・飼っていた有名人

モデル・アイドル・タレント

杉本彩、草彅剛、岡田准一、二宮和也、田中美保、松居直美、相沢紗世、川原亜矢子

俳優・役者

木村拓也&工藤静香夫妻、坂上忍、寺島しのぶ、川口春奈

スポーツ選手・格闘家

北斗晶&佐々木健介夫妻、竹原慎二(元ボクサー)

お笑い芸人

TKO木下隆行、ビビる大木、島田秀平(芸人&手相占い師)

歌手・アーティスト・海外セレブ

レディー・ガガ、槇原敬之

その他著名人

安藤優子、野田聖子

☆フレンチ・ブルドッグのキャラクター“レベッカ・ボンボン”

“レベッカ・ボンボン”はハローキティの生みの親の清水侑子さんが制作したキャラクター&ブランドです。フレンチ・ブルドッグの女の子をモチーフにしています。白と黒のカラーに、ハート型のピンクのお鼻が可愛らしいです。フレンチ・ブルドッグの独特な表情や可愛らしさをしっかりと掴んで表現されています。

☆“ブヒ”って?

フレンチ・ブルドッグの略称として一般的に“フレブル”が使われています。これは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。それでは、一部の愛好家の間では “ブヒ”と呼んでいるのをご存じでしょうか?“ブヒ”だけでなく、“愛ブヒ”と呼んでいる人もいます。もともとフレンチ・ブルドッグの愛好家の間では色々な呼び名があり、“ブヒ”はその一つでした。2006年11月にフレンチ・ブルドッグ専門誌の“BUHI”が創刊されたことにより、さらに“ブヒ”という愛称が広まりました。

☆インスタフォロワー100万人のフレブル!?

アカウント名:manny_the_frenchie
Mannyは、世界中で最もフォローされているフレンチ・ブルドッグと言われています。そのフォロワーはなんと100万人!Facebookや公式ホームページもあり、SNSでチャリティの呼びかけも行なっています。きょとんとした表情や、ニコっと笑っているような表情、ぐっすりと眠る姿など、多彩で愛らしい写真が人気です。Mannyのグッズや書籍も販売されています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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